ぷちこの暮らし研究

料理好きの主婦が、無理なく背伸びせずに自分にてとっての心地のいい暮らしを見つけるためのブログです。

自分と向き合うためには、勇気と傷つく覚悟が必要

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こんにちは!ぷちこです(*´◡`*)


今日はちょっとだけ自分のお話を。

最近更新の頻度が落ちている理由でもあるんですが、明るい話題ではない上に自分語りになるので、聞きたくないよ!という方はリターンして頂ければと思います。





さて。

実はですね、3年程病院でのカウンセリングを受けています。


前にうつ病については書いたことがあります。

今は薬も飲んでいないし、それなりに「普通」の生活を送れています。

だけどこれからも「普通」の生活を送るために、向き合わないといけない自分の部分というのがあるんです。


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母との関係

私の母は、ちょっと変わった人でした。

表向きは教育熱心で子ども思いの母親。
だけど家の中ではいつもヒステリーを起こして子どもを否定する言葉を口にし、時には手をあげ、自分の思うとおりに支配しようとする人。


思うとおりの言葉や行動意外に対しては「どうしてそんなことを言うのか」「どうしてそんなことをするのか」「どうして出来ないのか」「そんなことをするお前は親不孝だ」という言葉を口にしました。


私の自己肯定感が低いのはこのあたりが大きく影響しているんだと思います。


母にとってプライバシーなんて関係ありません。

自分の部屋にいても、お風呂に入っている時でさえお構いなしでした。


家にいてもいつ攻撃されるか分かりません。
(言い方が悪いかな)
常に臨戦態勢です。

結婚して初めて、「家はこんなにも安心できる場所」なんだと実感しました。


父は母とは正反対で子どもの対して無関心な人だったし、仕事でほとんど家にいなかったから母と子の間にこういったやり取りがあったことに今も気づいていないかもしれません。

ある意味我が家で一番平和な人です。


ですが仕事のストレスや対人関係のストレスを、負の感情を、子どもにぶつける人でした。

妹へはそういったことがなかったので、長女の私は「父から母を奪った相手」で、ぶつけやすかったのかもしれません。


幸い、妹は心を病むことなく人生を謳歌しているので、その姿を見るたびにほっとします。


妹は東京の大手企業でバリバリのキャリアウーマンをしているのですが、身長が高くてモデルみたいなので、スーツをピシッと着て、ヒールをコツコツと鳴らす姿がめっちゃかっこいんです。

イメージはキャリアウーマンの七緒さん。

いつもは脱力しまくりな顔も、仕事中は顔もキリっとしていて出来るオンナって感じ(´艸`*)


我が妹ながらめっちゃかっこいいんですよ♡


今でも一緒にライブに行ったり買い物したり、お互いの家に泊まることもあるので仕事の話や海外旅行の話を聞かせてくれます。

どれも私の知らない世界ばかりで、いつもわくわく。


いつか、姉妹で海外旅行に行くのが夢です。

叶うといいなぁ。



抱えきれなかった気持ち

中学に上がった頃、色んな環境で育った人がいることを知って私の世界は広がりました。


家族に関しての悩みを共有できる友人も出来て、両親に対して初めて反発した気持ちを持ちはじめたのもこの頃です。


自分にとってマイナスなことをひたすら受け入れるのと、それに反発しながら過ごすのとでは心のふり幅がだいぶ違ってきます。

かなりのエネルギーが必要です。


中学時代は今まで抱えていた家族のことにエネルギーを大量に消費しながら、いじめ、友人が自ら命を絶って亡くなったことなどが一度に起こった時期でもありました。


生きていくことに精一杯。



一度にいろんなことが起きすぎて心のキャパを超えたのでしょう。

段々と心身に不調が出始め、全部を覚えていない訳ではないけど、高校を卒業するまでの記憶はあいまいです。


本能的に、抱えきれなくなったものを消してしまいたいと思ったのかもしれません。



また「疲れた」や「つらい」といった言葉を口に出すと「子どものくせに疲れるはずがない」「あんたが辛かったら私はどうするの、辛いって言うな」と言われて育ったので、疲れる感覚やシンドイ時の感情などを自覚できないまま大人になってしまい、それらを全部まとめて「体調不良」だと捉えていました。


これが疲れたっていう感覚なのね!これってシンドイっていう気持ちなのか~と自覚できるようになったのはここ数年のことです。

自分にとってのマイナスになることは、自分と切り離して過去に置き去りにして来てしまいました。




切り捨てず、向き合う

そんな事情がありまして、自分では覚えていないこと、でも本当は自分の中に残っていることに向き合い、消化するためにカウンセリングで治療を受けています。
(ちなみに解離障害ではありません)


結婚を機に転院し、今の病院で初めて「親との縁を切る」ことを解決策にしない先生に出会いました。
今の主治医に出会えたことは、大きな転機です。


今までいくつかの病院を転院してきたけれど、みんな口にするのはは「縁を切れ」。


簡単に言うけどね、家族だからこそ難しいんですよ。
出来ていたら、こんなに病むほど悩みません。



それを唯一理解し、家族と、そして自分との付き合い方を一緒に考えてくれたのが今の主治医です。



過去に置き去りにしてしまった気持ちと向き合い、今の自分とも向き合う。

そうして前を向いて生きていけるように。


いじめや友人のことはある程度気持ちの整理をつけられたのだけど、母とのことはなかなか根深いです。

カウンセリングを受けて改めて掘り起こされる思いもたくさんあって、正直置き去りにしてきたものの多さに驚きます。



冒頭で「母は変わった人だった」と過去形で書きました。

それは今の母が「別人」だからです。


今の母は昔のように人を否定する言葉を口にしないし、とても穏やかで、本当に別人。

私に言った言葉や起こした行動についても、何一つ覚えていないといないらしい…。
(うん。せめて覚えておけよ、と思ったことは否定しない。)


あっけないです。

私が悩みに悩んでいる過去を、与えた本人は忘れている。


なんでしょうね…行き場のない気持ちばかりがこみ上げてきます。

だけど、それも受け入れて前に進むと決めたのです。



昔のことを思い出すたびに、気持ちが不安定になります。

私はあまり「怒る」ことがないのだけれど、怒る時の8割は母関連です。

「別人」になった母も、たまに鬼電話や鬼LINEで襲撃(←)してくるので、安心して暮らしているからこそガードが緩んでしまって気持ちが揺らぎやすいのかもしれません。


怒るとエネルギーを使うので、気持ちも体も疲弊します。

抱く感情は怒りばかりではありませんが、カウンセリングのあとに体調を崩すことも多いです。



最近ブログの更新頻度が落ちていたのもこのことが影響しています。

書きたい気持ちはあるのだけれど、心と体が追い付いてきてくれないのです。


この間食べたアイスが個人的に大ヒット商品で、そのこと書きたいな~とかね。
書きたいことは色々あるの。


もう少しうまく気持ちのコントロールができるようになりたいけれど、心って難しい。

自分で自覚しているよりももっと深い場所で、無意識な何かが動いていることに気づかされます。



繰り返さないために

なぜ不安定になってまでカウンセリングを受けることにしたのか。


それはやはり、親になりたいと思う気持ちがあるからです。


以前の私は子どもを産み、育てることに恐怖心がありました。

母が連鎖を止められなかったように、私もまた子どもに対して同じことをしてしまうのではないか。



私、子どもが好きなんです。

子どもと関わる仕事に就きたくて保育士を目指したこともあるし、外で見かけると微笑ましくて、可愛いな~と頬が緩んでしまう。



だけど自分が育てるとなると別問題です。



もし、負の連鎖を起こしてしまったら?

もし、毒になる親になってしまったら…

もし、同じ思いをさせてしまったら…



今でも少し怖いです。


だけど…
だけど小さな子の相手をする夫を見て、この人が父親になる姿を見たいと思ってしまうのです。


その為には、繰り返さないためには、過去の自分と向き合うことが必要です。

どんなに不安定になったとしても、私が親になるためには果たさないといけない責任だと思うのです。



もしかしたら望んでも授からないかもしれない。

これは私がどうにか出来る問題ではありません。


でも親になることを望むなら、みんなが傷つかないために自分と向き合うことは必要だと思うのです。


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まとめ

自分と向き合うのはとても勇気が必要です。

そして傷つく覚悟も必要です。


見たくないものを見ることもあるし、知りたくないことを知ることにもなります。



一歩足を踏み出すまではこれから悪いことが起きるような気がして、あれこれ考えてしまいます。

でも踏み出してしまうと意外と悪いことばかりではないことに気が付きます。



カウンセリングを受けて思い出す気持ちも増えてきて、心が揺らぐことも多くなって来ました。


もしかするとブログやSNSに後ろ向きな言葉が出てきてしまうかもしれません。


そのことで不快に思う人が出たら申し訳ないです。

その時は読者登録を解除したり、フォローを外して頂けたらと思います。

お手数をおかけしますが、よろしくお願いしますm(__)m



ちょっとと言いつつ過去最高に長いし、暗い上にジメっとしてしまいました…(*_*;
スイマセン…。


果たしてここまで読んで頂けている方がいるのかどうか…。

次に書く記事は明るい話題にしたいです。


そして最後になりますが…。
親子の関係については色々な意見があると思いますし、私はどの意見も否定するつもりはありません。

ですが、今回の記事に批判的な意見やコメントを頂いた場合は私の心が折れると思うので、批判的な意見やコメントは控えて頂くようお願いします。
このブログを読んで下さったいる方の中にそういった方がいるとは思っていませんが、記事として公開する以上は誰の目に触れるか分からないので念のために書かせて頂きました。

それでは、長くなってしまいましたが、
最後まで読んで頂き本当にありがとうございましたm(__)m
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